![]() クラッチを閉鎖する方法並びに装置
专利摘要:
本発明は、少なくとも1つの既知のミートポイント位置によってクラッチ(102)を閉鎖する方法及び装置に関する。クラッチの閉鎖は、少なくとも1つの既知のミートポイント位置に基づく推移を有する所定の速度分布に基づき行われる。 公开号:JP2011514496A 申请号:JP2011500053 申请日:2008-11-25 公开日:2011-05-06 发明作者:ゼール アンドレアス 申请人:ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh; IPC主号:F16D48-02
专利说明:
[0001] 本発明の対象は、クラッチを閉鎖する方法及び装置である。このようなクラッチは、例えば車両のパワートレーンに設けられている。パワートレーンは、一般的に、駆動ユニットと、伝動装置と、駆動ホイールを備えた駆動軸とから構成されている。駆動ユニットと伝動装置との間にはよくクラッチが設けられている。クラッチを介して、駆動ユニットの出力を伝動装置、ひいては駆動軸及び駆動ホイールに伝達することができる。開放及び閉鎖により、クラッチを介して伝動装置に伝達される出力の割合を制御することができる。DE19540921において、サーボ駆動装置により開閉が操作されるクラッチが公知になっている。サーボ駆動装置の制御により、所望のクラッチモーメントが実現される。] [0002] 発明の開示 独立請求項の特徴を備えた本発明に係る、クラッチを閉鎖する方法及び装置は、特にミートポイント適合(Tastpunktadaption)のための方法の最適化のために使用される。クラッチが駆動ユニットと伝動装置との間においてトルクを伝達し始めるクラッチの運転位置がミートポイント位置(Tastpunktposition)として理解される。ミートポイント位置は、例えばクラッチの温度、磨耗及び使用年数といった複数の外的なパラメータに基づく。駆動ユニットと伝動装置との間のトルク伝達を正確に制御することができるように、ミートポイント位置を算出する方法がある。本発明に係る、クラッチを閉鎖する方法のために、このような既知のミートポイント位置が与えられており、クラッチの閉鎖は所定の速度分布に基づいて行われる。速度分布の推移は少なくとも1つの既知のミートポイント位置に基づく。既述したように、ミートポイント位置は変化する周辺パラメータに基づいているので、ミートポイントの測定のための上記方法は何度も繰り返される。したがって、有利には複数の既知のミートポイント位置が存在し、特に最新の既知のミートポイント位置が存在する。] [0003] 少なくとも1つの既知のミートポイント位置に基づく推移を有する所定の速度分布によるクラッチの閉鎖のための技術的背景は、ミートポイントへの極めて迅速な到達を回避したい一方で、クラッチの閉鎖工程全体に対する時間を最小限にしたい、というものである。未知の新たなミートポイントの極めて迅速な到達は、駆動ユニットとクラッチとの間のトルク伝達の急激な変化に繋がることがある。伝達する機械的な構成要素の高められた磨耗の他に、このことは車両内の搭乗者にとって、不快な振動として知覚されることになる。] [0004] 本発明の利点は、特にミートポイント適合のための、短縮されたクラッチを閉鎖する方法でありながら、クラッチの新たな未知のミートポイントの緩やかな到達という点にある。] [0005] 本発明の別の構成において、クラッチは閉鎖時に種々異なる運転位置を通過し、速度分布の推移は少なくとも1つの既知のミートポイント位置に基づいており、所定の運転位置におけるクラッチの閉鎖速度は、運転位置と少なくとも1つの既知のミートポイント位置との間の間隔に基づいている。特に閉鎖速度は少なくとも1つの既知のミートポイント位置に対する運転位置の間隔が減じられるにつれて減少する。] [0006] 上記構成の技術的背景は、未知の新たなミートポイントへの極めて迅速な到達を回避する、ひいては駆動ユニットとクラッチとの間のトルク伝達の急激な変化を回避することにある。未知の新たなミートポイントへの極めて迅速な到達は、伝達する機械的な構成要素の増大する磨耗の他に車両内の搭乗者にとって不快な振動として知覚されることがある。] [0007] 本構成の利点は、特にミートポイント適合のための、短縮されたクラッチを閉鎖する方法でありながら、クラッチの新たな未知のミートポイントへ緩やかに到達するという点にある。] [0008] 別の構成においてクラッチは、クラッチの閉鎖時に種々異なる運転位置を通過し、速度分布の推移は、少なくとも2つの既知のミートポイント位置の互いの間隔に基づく。] [0009] この技術的背景は、クラッチの構造及び使用条件に応じて、連続して検出されるミートポイント位置の間の間隔を互いに極めて著しくずらすことができるということである。] [0010] 上記構成の利点は、速度分布を規定するために、1つの既知のミートポイント位置の代わりに少なくとも2つの既知のミートポイント位置を考慮することにより、特にミートポイント適合のための、クラッチを閉鎖する方法は短縮されるにもかかわらず、クラッチの新たな未知のミートポイントの緩やかな到達が達成されるという点にある。] [0011] さらに別の構成においては、クラッチの閉鎖速度は設定可能な最小速度を下回らないようになっている。] [0012] このための技術的背景及び利点は、クラッチの短い閉鎖時間の維持のために、クラッチの閉鎖のための最小速度を下回らないようになっていることである。] [0013] さらに別の構成において、クラッチはクラッチの閉鎖時に種々異なる運転位置を通過し、速度分布の推移は2つの段階に分けられている。まず、第1の速度でクラッチを所定の速度の変更位置まで閉鎖する。次いで特に第1の速度よりも低い第2の速度でクラッチをさらに閉鎖する。] [0014] この技術的背景は、上記構成において速度分布が2つの段階に分けられているということである。クラッチの規定しようとする運転位置、即ち速度の変更位置までクラッチを第1の速度で閉鎖する。次いで第2の速度でクラッチをさらに閉鎖する。特に第2の速度は第1の速度よりも小さい。] [0015] 上記構成の利点は、速度分布を2つの個々の段階へ単純化することにより、制御を簡略化するという点にある。しかしながら、新たな未知のミートポイントに設定可能な速度で到達するということは保証されたままである。] [0016] 本発明に係るさらに別の構成において、速度の変更位置は少なくとも1つの既知のミートポイント位置に基づく。特に速度の変更位置は、少なくとも1つの既知のミートポイント位置に対して設定可能な間隔を置いて設けられている。] [0017] この技術的背景は、新たな未知のミートポイントが第2の速度によって到達されるように、速度の変更位置をクラッチの運転位置として規定することができる。] [0018] 上記構成の利点は、新たな未知のミートポイントが設定可能な第2の速度によって到達されるという点にある。] [0019] 本発明に係るさらに別の構成において、少なくとも1つの既知のミートポイント位置に対する速度の変更位置の設定可能な間隔は、少なくとも2つの既知のミートポイント位置の相互の間隔に基づく。特に少なくとも1つの既知のミートポイント位置に対する速度の変更位置の設定可能な間隔は、少なくとも1つの既知のミートポイント位置に対する速度の変更位置の設定可能な間隔が、少なくとも2つの設定可能なミートポイント位置の間隔よりも大きくなっているように、少なくとも2つの既知のミートポイント位置の間の間隔に基づいている。] [0020] 上記構成の技術的背景は、クラッチの構造及び使用条件に応じて、検出される既知のミートポイント位置の間の間隔が著しく可変であるということである。新たな未知のミートポイントを第2の速度で到達することを保証するために、速度の変更位置をクラッチの運転位置として少なくとも1つの既知のミートポイント位置に対して所定の間隔を置いて位置決めすることは有利であり、上記間隔は少なくとも2つの既知のミートポイント位置の相互の間隔よりも大きい。] [0021] 上記構成の利点は、設定可能な第2の速度で新たな未知のミートポイントに到達し、これにより、速度の変更位置がクラッチの運転位置として、少なくとも1つの既知のミートポイント位置に対して所定の間隔を置いて位置決めされ、間隔が少なくとも2つの規定のミートポイント位置の相互の間隔よりも大きいことを保証することである。] [0022] さらに別の構成において、クラッチの運転位置の間の間隔は少なくとも1つの測定ユニットにおいて処理される。特に長さ尺度及び/又は時間尺度が使用される。] [0023] この技術的背景は、本願発明に係る制御がクラッチの運転位置に基づくということである。システム構成に応じて、1つの測定ユニットが使用されるだけではなく、少なくとも1つの測定ユニットを使用することが有利であり得る。特に長さ尺度及び/又は時間尺度が提供される。] [0024] 上記構成の利点は、システム構成に応じて、特にクラッチの運転位置の検出のための、例えば長さ尺度及び/又は時間尺度を測定する既存のセンサを使用することができるという点である。] 図面の簡単な説明 [0025] 車両のパワートレーンを示す図である。 速度/時間のグラフである。 距離/時間のグラフである。 クラッチを閉鎖する方法のフローチャートである。] [0026] 発明の実施の形態 本発明の実施の形態を図示して、以下に詳細に説明する。] [0027] 図1には、車両のパワートレーンが示されている。パワートレーンは、駆動ユニット101、特に内燃機関と、クラッチ102と、伝動装置103と、駆動ホイール104とを備えた駆動軸とから構成される。] 図1 [0028] 図2には、速度/時間のグラフが示されている。y軸201に速度を表し、x軸202に時間を表す。グラフには2つの段階の速度経過が表されている。時点203において、クラッチは閉鎖し始める。まず、クラッチは第1の速度204で閉鎖され、速度の変更位置から第2の速度205でさらに閉鎖される。] 図2 [0029] 図3には、距離/時間のグラフが示されている。y軸301にクラッチの進んだ距離を表す。x軸302に時間を表す。運転位置304においてクラッチは開放された状態にある。時点303において、クラッチは第1の速度で運転位置である速度の変更位置305にまで閉じられる。次いでクラッチは第2の速度で新たな未知のミートポイント306にまで閉鎖される。] 図3 [0030] 図4には、クラッチを閉鎖する方法のフローチャートが示されている。本発明に係る方法はステップ401で始まる。ステップ402において少なくとも1つの既知のミートポイント位置が読み取られる。ステップ403において、少なくとも1つの既知のミートポイント位置に基づいて、速度の変更位置のための運転位置が算定される。ステップ404においてクラッチの実際の運転位置が読み取られる。ステップ405において実際の運転位置が速度の変更位置のなお手前に位置するかどうかが点検される。実際の運転位置が変更位置のなお手前に位置する場合には、ステップ406でクラッチは第1の速度でさらに閉鎖される。この場合、本発明に係る方法はステップ404に戻る。ステップ405において実際の運転位置が変更位置の後方に位置する場合には、ステップ407においてクラッチは第2の速度でさらに閉鎖される。ステップ408において、新たな未知のミートポイントに到達した場合に、新たな未知のミートポイントが検出される。ステップ409で上記方法は終了する。] 図4
权利要求:
請求項1 特にミートポイント適合のための、少なくとも1つの既知のミートポイント位置を備えたクラッチを閉鎖する方法において、前記既知のミートポイント位置に基づく推移を有する所定の速度分布に基づいて、前記クラッチの閉鎖を行うことを特徴とする、特にミートポイント適合のための、少なくとも1つの既知のミートポイント位置を備えたクラッチを閉鎖する方法。 請求項2 前記クラッチは該クラッチの閉鎖時に種々異なる運転位置を通過し、前記速度分布の推移は前記既知のミートポイント位置の少なくとも1つに基づいており、前記クラッチの閉鎖速度が所定の運転位置において、該運転位置と前記少なくとも1つの既知のミートポイント位置との間隔に基づいており、特に前記閉鎖速度は前記少なくとも1つの既知のミートポイント位置に対する前記運転位置の間隔が減じられるにつれて減少していくことを特徴とする、請求項1記載の方法。 請求項3 前記クラッチは該クラッチの閉鎖時に種々異なる運転位置を通過し、前記速度分布の推移は、前記既知のミートポイント位置の少なくとも2つの間の間隔に基づくことを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。 請求項4 前記クラッチの前記閉鎖速度は設定可能な最小速度を下回らないことを特徴とする、請求項1から3までのいずれ一項記載の方法。 請求項5 前記クラッチは該クラッチの閉鎖時に種々異なる運転位置を通過し、前記速度分布の推移は2つの段階に分けられており、a.まず前記クラッチを第1の速度で所定の速度の変更位置まで閉鎖し、b.次いで特に第1の速度よりも小さな第2の速度でさらに閉鎖することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一項記載の方法。 請求項6 前記速度の変更位置は前記既知のミートポイント位置の少なくとも1つに基づいており、特に前記速度の変更位置は、前記既知のミートポイント位置の少なくとも1つに対して設定可能な間隔を置いて設けられていることを特徴とする、請求項5記載の方法。 請求項7 前記既知のミートポイント位置の少なくとも1つに対する前記速度の変更位置の設定可能な間隔は、前記既知のミートポイント位置の少なくとも2つの間の間隔に基づいており、特に前記既知のミートポイント位置の少なくとも1つに対する前記速度の変更位置の設定可能な間隔は、以下のように前記既知のミートポイント位置の少なくとも2つの間の間隔に基づいている、つまり、前記既知のミートポイント位置の少なくとも1つに対する前記速度の変更位置の設定可能な間隔は、前記既知のミートポイント位置の少なくとも2つの間の間隔よりも大きいように基づいていることを特徴とする、請求項6記載の方法。 請求項8 前記クラッチの複数の運転位置の間の間隔を少なくとも1つの測定ユニットにおいて処理し、特に長さ尺度及び/又は時間尺度として処理することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一項記載の方法。 請求項9 特にミートポイント適合のための、少なくとも1つの既知のミートポイント位置を備えたクラッチを閉鎖する装置において、所定の速度分布に基づき前記クラッチを閉鎖する手段が設けられており、前記所定の速度分布の推移が前記既知のミートポイント位置の少なくとも1つに基づくことを特徴とする装置。 請求項10 複数の手段が設けられており、前記クラッチは該クラッチの閉鎖時に種々異なる運転位置を通過し、前記速度分布の推移は既知のミートポイント位置の少なくとも1つに、以下のように基づいており、つまり、所定の運転位置における前記クラッチの閉鎖速度が、前記運転位置と前記少なくとも1つの既知のミートポイント位置との間隔に基づいており、特に前記クラッチの閉鎖の速度は、前記少なくとも1つの既知のミートポイント位置に対する前記運転位置の間隔が減じられるにつれて減少するように基づいていていることを特徴とする、請求項9記載の装置。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-08-23| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120823 | 2012-08-30| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120829 | 2013-02-18| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130215 |
优先权:
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